2022/10/21 20:24

リネンは、フラックスとよばれる青や白のかわいい花を咲かせる亜麻の茎を原料として作られた繊維。




主に、中国やアジア、ヨーロッパで生産されています。中でもアイルランドで生産された「アイリッシュリネン」は高品質なことで知られています。

リネンの歴史は古く、紀元前のエジプトですでに生産・流通していたといわれています。

長く世界中で愛されている素材、リネン生地のもつ6つの特徴をご紹介しましょう。

リネン生地の特徴その1.吸水性が抜群

リネンの繊維の構造上、コットンにくらべて4倍の吸水率をもち、サラッとした肌触りのリネン生地。

発散性にも優れていて、含んだ水分を素早く乾かすことができるので、カビや雑菌の繁殖を抑えてくれます。







テリネン生地の特徴その2.汚れにくい

リネンの繊維には、ペクチンという成分が含まれています。このペクチンがリネンの繊維をやさしくコーティングしているので、汚れにくいという特徴があります。

また、リネン生地を触った時に滑らかでケバ立ちが少ないのも、このペクチンの働きによるものです。キストを入力してください

リネン生地の特徴その3.丈夫で長持ち

しっかりした繊維でできているリネン生地は、強度も優秀。特に、水に強く濡れると強度が増す特徴があります。

そのため、気を使わずに、毎日じゃぶじゃぶと洗うこともできるでしょう。

汚れにくく、吸水性や乾くのが早いなどの特徴をもつリネン生地。清潔に使うことができるので、肌にもやさしくアレルギーなどのトラブルも軽減してくれる効果も期待できます。

そのうえ、丈夫で長持ちするリネン生地は、暮らしの中で使うのに適した素材といえるでしょう。テキストを入力してください

テリネン生地の特徴その4.変化する色彩

自然の風合いを生かしたリネン生地の色は、漂白も脱色もしていない、フラックス本来の色。生産地や気候条件で色もそれぞれ変わってきます。

このシンプルな生成りの色が魅力的なリネン生地。じつは、とても発色がよい素材であるため、さまざまなカラーを楽しむことができるのです。

使っているうちに当初の色から何通りも表情を変えるリネン生地の色彩は、みているだけでも楽しい気分に。キストを入力してください

リネン生地の特徴その5.使うほどに柔らかくなる

初めてリネンに触れた人は、ぼこぼこした特徴的な生地の表面に違和感を覚えるかもしれません。

しかし、リネン生地は、使い込むほどに洗濯を重ねるごとに柔らかく変化していきます。

月日とともに使い手になじんでくるリネン生地は、素肌に直接触れても心地よい感触をもっています。テキストを入力してください

リネン生地の特徴その6.どの季節でも着やすい

リネンの繊維の中は、空洞で空気が含まれています。そのため、寒い冬には体温で温まった空気が体を暖かく包み込み、逆に暑い夏はこもった熱を逃がして涼しくしてくれます。

サーモスタットのような性質をもつリネン生地は、四季を通じて快適に使うことができる素材といえるでしょう。